
株式会社半導体総合研究所様より、新サービスの認知拡大を目的としたGoogle広告用バナー4種類の制作をご依頼いただきました。
サービスの特徴を明確に伝えながら、視認性とクリック率の向上を意識したデザインを設計しています。
Google広告のディスプレイ広告にはUX(ユーザー体験)への配慮と広告品質の維持の観点から、いくつかのルールが存在します。
その一つが、画像内のテキスト占有率が20%以内に制限されている点です。
また、画像の下部や横に広告見出しや説明文といったテキスト要素を別途設定できる仕様となっています。
これらのルールを踏まえ、本作ではあえて画像内に「詳しくはこちら」といったようなCTA(行動喚起)要素を含めない構成としました。
主な理由は以下です。
- テキスト占有率のルール遵守
→ 画像内のテキスト量を最小限に抑えることで、確実にルールに準拠するよう配慮。配信時のリスクを低減します。 - 視覚的な訴求力の最大化
→ テキスト情報を絞り込むことで洗練された印象を与え、伝えたいサービスの特徴がよりダイレクトにユーザーに伝わるよう意図しました。 - 広告見出しと説明文によるCTA
→ 別途設定できる見出しや説明文を活用することで、CTAやサービスの詳細情報を伝えることが可能です。画像内で無理にCTAを訴求するよりも、広告全体の構成として情報を整理し、ユーザーをスムーズに誘導することを目指しました。
もちろん、外側の一定割合に重要な情報を配置しないという一般的な推奨事項も踏まえて、余白にも配慮しています。
フォント選びや色設計においては、クライアント様のブランドイメージに合致するよう、ハイクラスで洗練された印象を与えることを意識しました。
限られたスペースの中でメッセージを効果的に伝えるため、要素の配置や情報の優先順位を慎重に検討しています。
広告バナーは、各媒体の特性やルールを遵守しながらも、クライアント様のブランドイメージを最大限に活かすことが求められます。
当方では、様々なデジタル広告媒体の仕様に最適なビジュアルをご提案します。
デジタル広告制作に関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。